フロンティア宇宙開拓リーダー養成プログラム 産学官連携と理工横断による次世代産業創出を目指して

新しい創造の翼を広げ人類最後のフロンティア「宇宙」を切り拓く国際的リーダーへ

メッセージ

人類最後のフロンティアであり、さらなる進歩の鍵を握る、宇宙。その開拓には理学・工学の多様な要素を有機的に組み合わせることが必要で、高度な専門性と広い知識をもち、グローバルに活躍できるリーダーが切望されています。このプログラムでは、宇宙産業の中核を担う中部地区にある本学の特長を生かして、「宇宙」を基軸に最先端の知見や技術を俯瞰的な視野で統合し、産業界をも牽引する国際的リーダーを輩出。そのネットワークを通し、生活の向上に貢献する宇宙利用の拡大をはじめ、製造業発展への寄与、次世代産業の創出につなげることを目指しています。経験重視の教育体制のもとで学生は着実に成長しており、明日を切り拓くフロンティア精神あふれる人材が育っています。

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カリキュラム

宇宙開拓リーダーに必要となる素養・専門性と実践を重視した教育体系

高度な専門性と多様性をキーワードにカリキュラムを展開

概要

ChubuSat―人工衛星利用・機器開発実践プログラム

中部産業界と連携し、具体的な産学官連携プロジェクトを展開しています。本学が主導する産学協同の超小型衛星プロジェクト、ChubuSat衛星を活用したプログラムでは、衛星搭載機器の開発を、提案、シミュレーション・設計、製作、環境試験、搭載準備、運用、データ解析等、最初から最後まで一貫して体験します。その方法は、決められた手順で実験をこなすのではなく、異なる分野に所属する5〜9名の学生がチームを組んで、切磋琢磨・失敗しながらプロジェクトを遂行するというもの。分野を超えた交流の中で、「企画立案能力」「組織マネジメント能力」「問題解決能力」等、宇宙関連産業に限らず、広く産業の発展をリードするのに役立つ能力を養成します。

振動実験装置

企業インターンシップ事前見学会にて担当者より概要説明を受ける

インターンシップで大学の枠を超えた体験

学外での多様な経験を通してリーダーに必要な能力を養うため、「国内企業」「海外企業」「海外研究機関」から1つ以上のインターンシップ研修を必須としています。企業インターンシップでは、実践的環境を体験することで、実践能力や問題解決能力を身に付けるとともにキャリアパスにつなげます。航空宇宙関連のほか一般企業、マスコミまで受け入れ企業の分野は幅広く、企業が求める人材について実感し、また、博士人材の価値を企業の皆さんに実感していただく貴重な機会になっています。海外研究機関インターンシップでは、グローバルな研究環境を体験することで、国際コミュニケーション能力等を身に付けます。なお、海外インターンシップは学生自ら立案して実施します。

コラム 自主性と実践を重視したリーダー養成

学生が自分に合ったリーダー像を描き、生きた知識を獲得する機会として、各界リーダーの体験談を基にした討論会や、国際的なリーダーに必要な知識をインタラクティブな講習で身に付けるグローバルリーダー研修を実施します。さらに、討論会のテーマ・資料の準備や教員との意見

交換会の主催・企画等を学生が担うことで、リーダーに必要なものを深く考え、実践する機会を提供。学生が主催する活動を教員が常にモニターすることで、学生のリーダーとしての能力や活動への貢献度等から、成績だけでは測れない到達度も評価します。

データ フロンティア宇宙開拓リーダー養成プログラム

プログラムホームページ: http://www.frontier.phys.nagoya-u.ac.jp/

[複合領域型 ─横断的テーマ─]
2012年採択

[応募資格のある学生の所属研究科・専攻]
〈全研究科〉全専攻

[国内外連携・協力大学等]
8大学
オックスフォード大学/オハイオ州立大学/カリフォルニア大学バークレー校/コロラド大学/ソウル大学/ミシガン大学/ミシガン州立大学/レスター大学

[連携・協力企業等]
海外企業1、国内企業5
三菱重工業・航空宇宙事業本部/三菱電機・先端技術総合研究所/NEC・宇宙システム事業部/ボーイング/トヨタ自動車/浜松ホトニクス

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